Nintendo Switchは、公式サイトにてUHS-IのSD,SDHC,SDXCのmicroSDカードに対応すると記載があります。
当サイトではUHS-IかつSDXCの、規格上Nintendo Switchに対応したmicroSDカードのみを掲載しているので、下のリストから価格や性能を見比べながらお選びください。
Nintendo Switchは、より高価で高速なUHS-IIやUHS-IIIには対応していません。
規格上UHS-Iとの下位互換性はありますが、動作を保証するものではないため動かない可能性もあります。 また、もし動いた場合でもUHS-I相当の速度しか出ないため、Nintendo Switchで使うmicroSDカードとしてはUHS-IIとUHS-IIIは除外して良いでしょう。
UHS | Vクラス |
---|---|
UHS-I | V10 |
V30 | |
UHS-II | V60 |
UHS-III | V90 |
また、 高性能なmicroSDカードにはビデオスピードクラスがV90やV60のものがありますが、これらもUHS-II以上を対象として認定される規格のため、Nintendo Switchでは対応しません。
Nintendo Switchは2Dの軽いゲームから、最新のAAA級タイトルまでプレイすることができます。
ゲームによって使用するストレージ容量は異なりますが、大きなゲームでは数十GB使用することもあります。
例: あつまれ どうぶつの森: 10.2GB以上、マリオカート8 デラックス: 9.5GB以上、エーペックスレジェンズ: 21.6GB以上、ポケットモンスター スカーレット/バイオレット: 6.8GB以上、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL: 17.3GB以上、モンスターハンターライズ: 19.5GB以上 など
例えば64GBのmicroSDカードの場合、サイズの大きなゲームは2〜3本程度しか入りません。
ゲームをたくさんインストールするためには最低でも128GB、余裕があれば256GBのmicroSDカードを用意したほうが安心でしょう。
昨今のゲーム、特にオープンワールドのゲームなどは、必要に応じて近くのオブジェクトのデータを読み込むなど、こまめにデータの読み取り処理が挟まります。
microSDカードで最低転送速度が保証されていれば「一瞬読み取りの速度がガクッと落ちてしまってゲームがカクついた」といった現象を避けやすく、安定したゲームのプレイに繋がります。
最低保障速度はUHSスピードクラス,ビデオスピードクラス,アプリケーションパフォーマンスクラスなどの 規格によって定められています。
当サイトではそれぞれUHSクラスVクラスAクラスと表記します。
それぞれ以下の通り定められていて、数字が大きな方が性能が良いと判断して問題ありません。当サイトでは、以下の規格でNintendo Switchに対応したmicroSDカードを掲載しています。
U3連続転送30MB/sU1連続転送10MB/s
V30連続転送30MB/sV10連続転送10MB/s
A2連続転送10MB/sランダム読取4000IO/sランダム書込2000IO/s
A1連続転送10MB/sランダム読取1500IO/sランダム書込500IO/s
サイズの大きなゲームでは、ゲーム起動時やセーブデータのロード時などに長いロード時間が挟まります。
メーカーによって公称されている最高転送速度が高ければ高いほど、ロード中の待ち時間が減って快適に遊べるようになります。
microSDカードの転送速度は様々な要因から決まります。
まずUHS-Iなどのインターフェースによってクロック周波数が定められ、最高転送速度(UHS-Iなら104MB/s)が決まります。
さらにmicroSDカード内部の保存領域であるメモリの性能や、そのメモリに対して処理を行うSDカードコントローラなどの性能によってmicroSDカードごとの違いが出てきます。
またUHS-Iで最高104MB/sと決まっているのにそれ以上の速度を公称するmicroSDカードも存在します。
それらはUHS-Iの互換性を持ちながら、メーカー独自の規格によってさらに転送速度をあげたものです。メーカー独自の規格のため、基本的にはメーカー専用のSDカードリーダーを用いないと104MB/s以上の速度での転送はできません。
しかし、そういった高速なmicroSDカードはメモリ性能やSDカードコントローラ性能が高い傾向にあり、そうでないmicroSDカードよりも速い転送速度を維持しやすいと考えられるため、ゲームのロードも速くなる傾向にあります。